かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

6月30日 ぽんぽこぽんぽこの日

今日は、ぽんぽこぽんぽこ、頭のなかにいろいろな思い付きが出てきて止まらない日。

布団に入っても、頭が忙しくて上手く眠れません。

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話がつまらないわけでも、その瞬間に退屈しているわけでもないのです。

沸騰する鍋のように、泡がぽこぽこ勝手に出てきちゃうんです。

 

私自身としては、いくつもの考え事が同時に浮かんでいっぱいいっぱいになるイメージ。

ただ、今日しーちゃんに「同時に浮かぶというよりは、瞬時に入れ替わってるんじゃない?」と言われ、それもありそうだなあと思いました。

 

まさに、いつぞやの引用記事の「頭の中が多動」な状態。

 

だって、私、頭の中が多動なんです。(・ω・)/

たとえば、誰かと話しているとき。

はじめは相手の話を聞いているのですが、

ちょっと気が逸れると、どんどん話の内容から、頭の中で連想ゲームのように考えが巡って行って

最終的には、相手の話を全然聞いていないいう事態…orz 

 

とりあえず、思いついたことをすぐ口に出さなくなっただけ、成長なのだと思います。

いったんその話題が終わってから、「ところでさ、」と話し出すことができます。

 

 

ぽんぽこ状態の書きもの

ぽんぽこぽんぽこ状態のときは、何かを書いてもやっぱりまとまらない。

 

一文を打っている間に、ぽこぽこ次のことが出てきてしまうのです。ひとつのテーマごとの文のまとまりをきちんと終わらせられません。

学校の課題の学習指導案(授業をするときの計画書みたいなもの)を作っていても、ひとつの項目を書ききる前に次のページに気が移ってしまいます。

ブログも、誰かに話しているつもりで書くけれど、気を遣うべき相手がいないぶん、余計にひどくなるのかもしれません。

 

小学生くらいの頃でしょうか。

自作の絵本のストーリーを考えているときに、このぽんぽこ状態になることがありました。

次から次へ、作りたいお話のタネが湧いてくるのです。ひとつも完結しない、冒頭部分だけのお話です。

おばあちゃんが溜めていた大量の裏紙にそれらを汚い字で書きなぐりました。鉛筆では疲れるから、お母さんの筆ペンを使いました。次の紙にいく時間さえももったいなくて、一枚のなかに何話分も書き入れました。

書くのに疲れたら、出来上がった裏紙をすべて(おばあちゃんがあらかじめ切って保管しているので、大きさはばらばら)セロハンテープでつないで、パンフレットのようにしました。 

お母さんに見せたらそれはそれは褒めてくれて、「大事にとっておきなね。大きくなったらきっと使えるから」と言ってくれました。

家の庭で完成した紙の束をめくりながら、「こんなの、大きくなったってまた必要があれば、いくらでも作れるのに」と思ったことを覚えています。

 

「私は、みんなが誉めてくれるように、想像力がすごいんだ。こうやって、頭にいろいろ浮かんできちゃうけど、きっとこれも才能なんだ!やったー!」

なんて、ちょっとうぬぼれてた子ども時代。下手したらごく最近まで。

本気でこう考えていて、まさか自分が苦しめられている感覚過敏とも関係があるとは思ってもみませんでした。

 

 

長所とは言うけどさ

イデアを思い浮かべるときには、この上ない強みを発揮すると言われるADHD

そこが長所だとは実感しています。

だけど世の中、アイデアを出す時間よりもそうじゃない時間のほうが圧倒的に長いわけでしょう。

 

このツクシだらけの頭の中を、なんとかしてほしいのです。

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誰かに、しずかにぜんぶ刈り取ってほしい。地面を平らな芝生にならしてほしい。

じゃなきゃ、眠れません。