7月6日 感情のコントロール方法
大学の授業で、
「発達障害をもっていると、感情のコントロールが苦手なことが多い。ADHDの場合、大人でも子どもでも衝動性からキレやすいことがある」
と聞いたことがあります。
でも、私自身は「キレる」ということもまずないし、イライラしても表に出ない方だと友人たちから言われていたので、あてはまらないと思っていました。
ただ、気持ちの切り替えはとっても苦手です。
ASDの特徴である「ひとつのことに取り組んでいると、次のことに気持ちを切り替えるのが難しい」という場合の「気持ち」というよりは、感情そのものという意味での「気持ち」。
喜びや驚きのときの涙は数滴ですぐに終わるけれど、悲しみや悔しさからいちど泣きはじめてしまうと、なかなか止まりません。人前では基本的に泣かないので、ひとりでずーっと泣いています。それはもう、ずーーーーっと。去年あたりからは、嗚咽のあまり過呼吸になることもときどき。
どこの誰にというわけではないけれど、すごく恥ずかしいのです。
いい年にもなって、自分の感情を自分でコントロールする方法を身に着けていないということが。誰かの手を借りないと上手く泣き止めないなんて子どもみたい。
なんとかしたいです。
ということで、困ったときのグーグル先生。
NHKにこんなサイトがありました。
【投稿者の対処法】を参考にしながら、私なりの気分転換方法をいろいろ試してみることにしました。
自分のために、試して少しでも効果があったものをメモしておきます。
自分用の気分転換の方法 ~ちょっとでも効果があったやつメモ~
- 深呼吸。
過呼吸の防止にもちょうどいい。 - 出かける。
コンビニでもいいけど、できれば少し遠くまで。慣れない町できょろきょろするぐらいがいいのかも。 - シャワーしながら歌う。
上手に聞こえて気持ち良いから、ちょっと楽しくなる。 - 日記を書く。
もしくは絵を描く。 - おいしいものを食べる。
ほんとうは誰かと一緒だといちばんいい。 - 寝られそうなら、寝る。
自分用の気分転換の方法 ~今回は逆効果だったものメモ~
- イヤーマフをして刺激を減らす。
静かでちょっとは落ち着くけれど、その分ぐるぐる考えてしまうので結局涙は止まらない。 - 時間が経って落ち着くのを待つ。
むりだった。自分は「待つ」という行為がこの上なく苦手な人間であることを忘れていた。 - 好きな音楽を聴いたり、好きな香りを嗅いだりする。
せっかくの好きな音楽や好きな香りが、悲しかったり怒ったりした出来事のイメージと結びついてしまうのが嫌。
ほんとうは、一人で溜め込まないで誰かに吐き出すのがいちばんなんだろうなとは思います。
悲しいときはとことん悲しんで、悔しいときはとことん悔しがって、とにかく我慢しないで思いっきり感情を出すのがいちばん心の健康に良いはず。
でも、なかなかそういうわけにもいかないくらい、私は大人になってしまったんです。