7月13日 運動と過敏さん
このところは調子よかったのに、ここ数日また過敏が激しいみたいです。
試合が近いのに、道場の練習が嫌で嫌で、毎回行く前は憂鬱です。あんなに好きだった練習なのにな。
更衣室や練習中、ふと他の人と近づいたときのにおいで気持ちが悪くなります。
誰かが特別臭いわけでなくて、きっと私自身からも発生している汗の匂いと柔軟剤の香りです。
蛍光灯の白い光と、それの床への反射。
道着も白いから余計に。目を閉じていたくなります。集中していればある程度は気にならないのですが、休憩などでふっと気がゆるむとそのまぶしさが一気にやってきます。
ミットを強く蹴る音。もう4年目にもなって慣れているはずなのに、最近またしんどい。
先生の低く張った声。数を数えるただの掛け声なのに、まるで自分の耳元で怒鳴られているみたいな気がして怖いのです。
練習へ行く前に想像しては「ああ、嫌だな」となるものを羅列したら、なんだか枕草子みたいになりました。
何も考えずにただ用意をして行けばいいのだとは思います。
でも、私には頭の中に「これからこうなるはず予想動画」が必要なのです。
頭のなかに、1日の自分の動きがイメージとして入っています。朝学校へ行く電車に乗る自分から、夜家でパソコンをたたく自分まで、ひとつの動画のように見えます。
そんなわけで、練習へのモチベーションは、最近下がり気味。
大学の授業に出る気力もこのところヘナヘナなので、全体的に良くない兆候です。
この、ときどきやってくる「外に出たくない、ごはんも食べたくない、何もしないでずっと眠っていたい。でも眠れない」数週間。
なんだろう。ホルモンバランス?
精神衛生上たいへんよろしくないんですけど、どうすれば防いだり対策したりできるのかがわかりません。
このままもっと悪い状態になると、「生きてるのって、めんどくさい」という気持ちが続く日々がやってきてしまいます。
それをなんとかして避けようと思って、行きたくなくても今日も運動しに道場へ向かうのです。