かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

耳も鼻も変だ

最近、耳や鼻の過敏さが悪化している。
ホルモンバランスとかきっとそういう関係だ。たぶん。

 

金曜の音楽の授業。リコーダーはなんとか我慢したけど、ハンドベルで教室に居られなくなった。他の先生がメインを担当して私は補助だったから、なんとかなったけど。

 

お昼や掃除の時間の放送の音がきつい。頭にギンギン響いて、勝手に涙が出そうになる。
職員研修のときはずっとイヤマフをつけていたけど、それでもマイクの音がしんどかった。頭痛薬が効かないくらいの頭痛になって途中離脱。
耳の穴なんて、こんなに小さいんだよ。無理やり音をねじこまないでよ。痛いよ。

 

給食では、苦手な食材の匂いに吐きそうになる。栄養士の先生が教室にやってきて「どうですか〜みんな食べれてます〜?」と聞いてくる。ごめんなさい、ごめんなさい、教員がこんなに残して。

 

汗をかいた子どもたちの体臭。体育の先生の大声。下校時の靴箱の喧騒。職員室の熱気。
ひとつひとつは、耐えられないほどじゃない。でもそれが次から次へとやってくるから苦しい。逃げられないから辛い。

 

「しんどいときは自分で調節していいから」と校長先生たちは気を遣ってくれる。

でも、現実問題、そんなことできないです。子どもたちを教室に残して、外に深呼吸しにいけない。イヤマフをしたらあの子たちの小さな声が聞こえない。

 

 

だいじょうぶ。

これもただの一過性だ。生理とかの、ホルモンバランスの乱れ。メンヘラ期みたいなものだ。
そのうち終わる。たぶん。

 

 

だから、だから、私は、この仕事に向いてないわけじゃない!

 

そう信じて、明日も学校へ行こう