3月12日 先生のタマゴ
もう、つかれた。
もう、このまま眠って、起きたくない。
本気でそう思いながら、苦しくなる息を湿った枕に押しつけて隠す夜が、最近ときどき、あります。
今でもまだ、うなる音の洪水と人ごみに耐えつづけるしかない毎日に、疲れ果ててしまうことがあります。
今日そんな瞬間があって、それをしーちゃんに見つかった話。
私、たぶん、もうだいじょうぶだと思います。
お守りみたいに、今日もらったことばをぎゅっと抱きしめて、これからなんとかやっていける気がします。