5月13日 適応してないんだかしすぎなんだか
2週間後に、学校のすぐ近くに引っ越しをすることになりました。とてもうれしい。
だから、あと2週間の辛抱なのです。
たった、2週間。
なのに、毎日つらくて、学校を休みたくてたまらない。
道場に行きたいけれど、すごく行きたいけれど、疲れた帰り道にパニックになって人に迷惑をかけることになると思うと、行けない。飲み会やらごはん会も同じように参加できない。
そのへんは、まだいいのです。
大変なのは、毎日毎日、待っていること。
登下校の電車がつらい。授業が始まる前やディスカッションの喧騒がつらい。ひとりぼっちで何をしていいのかわからない昼休みがつらい。
あとほんの2週間がまんすればいいだけなのに、耐えられないのです。
「明日こそは体調不良って言って休もう」
そう思っては、当日の朝
「いや、でも宿題の提出があるし、休めない授業もあるし…行くしかないか…」
と思いなおすのが毎日。
なんとか、ぎりぎり、やっています。
数日前、しーちゃんと食事していたら、何の前触れもなく、とつぜん涙があふれてきてしまいました。せっかく楽しい時間だったのに、自分で壊してしまった。
「休んでも、いいんだよ。
だからそれまで、かっぱちゃんの体やこころをいちばん大事にしてあげられるのは、かっぱちゃんなんだよ。
ほんとうにまずくなったら、大人のひとが、ちゃんと守ってくれる。
だからそれまで、ちゃんとかっぱちゃんが、自分のこと守ってあげて。」
しーちゃんにそう言われ、ちょっと気がらくになったけれど。
2週間もちそうにない。
Twitterで、ある児童精神科医さんのツイートに目が留まりました。
採用後覚えが悪かったり、慣れるのに時間がかかったり色々あるが、一番難しいと思うのが「過剰適応」の子。
— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) May 9, 2019
面接でも完璧に装ううえに、仕事をしてもそれなりに良い評価を受けるのだけれどある日突然「もうやっていけません」「お昼の休憩時間が辛くて無理です」と
(中略)
— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) May 12, 2019
過剰適応の子は学級委員や生徒会をやりたがる、宿題を完璧にこなす、与えられた業務を一生懸命やりすぎるなどの傾向があります。
自分のことかと思った。
しーちゃんに泣きついている途中で、「一生懸命やった宿題が、5段階中の4だった」と言っていた身として。
小学生の頃から思い当たる節はいろいろありすぎるのだけど、それは今回はおいておいて。
つい先日も、一緒に授業を受けている後輩たちのひとりに、言われました。
「かっぱさんは、おれらのなかでいちばん完璧で、優等生ですから」
それを聞いて、こそばゆい気もちになったとともに、「そりゃあ私だもの、優等生で当たり前じゃん」とちょっとだけ思いました。
宿題は、出た翌日には終わらせる。たのしい。
授業は、いちばん前の席で受けて、きっちりノートをとる。たのしい。
遅刻も欠席も言語道断。10分前には教室に座っている。あたりまえ。
模擬授業の準備も3週間前からみっちり。あたりまえ。
もちろん、それなりの成績もとって。先生にも認めてもらえて。
我ながら、ずっと優等生でいます。
それが当たり前のことだと思ってた。みんなもそれぐらいやってるもんだって。
それで、つかれてしまった。
今も学校では、「なんでも完璧にこなすかっぱさん」でいる(つもり)だけど、内心は学校に通うことが苦痛で苦痛でたまらない。授業自体は楽しくても、通うことがつらい。
私、「過剰適応」なのかなあ。
調べてもあんまり出てこないけど。
いくら身心が疲れていても外では頑張れるので、
表面的には元気に見えがちで、特に問題がないように見える傾向にあります。
#発達系女子に多い過剰適応、もしかして私も?http://saa-thank.com/over-adaptation-woman/#i
楽しいと思いながらも過度のプレッシャーを感じていたり、自ら課して「がんばらなければいけない」と思っている場合や、「よい評価を期待(良い子)」することなど、知らず知らずのうちに、時には自分の本音に反して、「過剰適応」状態を作っていきます。「過剰適応」は緊張状態を引き起こします。結果、交感神経を刺激し、疲労感、胃腸の不調、頭痛、動悸、不整脈、異常発汗、手の振るえ、手足の冷え、めまい、発作性高血圧、睡眠障害、体重変化、過食拒食、月経不順、月経困難症、微熱など、さまざまな身体症状を引き起こしていきます。
インコ先生に聞いてみようかな。