かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

4月20日 体のメーター

苦手なことは、メタ認知。

自分の状態を客観的に見たり、人と比べることが上手にできていないらしい。

 

ただ最近は、音や光の過敏と、音声情報の処理についてだけ、「自分は今どれくらいしんどいか、しんどくなりそうか」がわかるようになってきました。

ブログのために描いた図が、とても役に立っています。

f:id:yukana777:20190222001745j:plain

2月26日 スリープと再起動 - かっぱちゃんの耳

今まで、あんまり自分の疲れてる度とか、気持ちわるい度に目を向けたりしてきませんでした。

疲れや不快な感覚が溜まっていることはわかっても、その度合いがわからないんです。後ろに回した手の位置がわからないように、「今どのへん」というのがピンとこない。

 

少し前から、しーちゃんが時折こう聞いてくるようになりました。

f:id:yukana777:20190420211217j:plain

最初は、言われるたびに考えてました。

f:id:yukana777:20190420211225j:plain

それが最近は、自分でもときどき考えられるようになりました。

自分がいま、赤・黄・白・緑どのあたりにいるのか。

 

パニックや衝動爆発モードになりやすいときというのは、主に疲れているときです。

自分の疲れてる度にも気がつけるようになってきました。

f:id:yukana777:20190420211237j:plain

他のメーターは、教室や道場の蛍光灯がどれくらい眩しく見えるか、とか。
どれくらい無意識に手を握りしめてたり、首を掻いてたりするか、とか。

 

だから、パニックにならないようにする予防策も、わかってきました。

 

周りがチカチカ見えてきたら黄色ゾーン。早めに友達とバイバイして暗くなる前に帰るとか。

電話の声がひらべったく聞こえてきたら、処理できなくなる2分前。楽しくても、電話相手にそれを伝えて終わらせるとか。

お店のBGMが耳にキリキリするときは、けっこう疲れてる証拠。安全策で道場に行くのはやめておくとか。

 

予防策をとると、我慢することや残念なことが多いけれど、言葉がわからなくなって周りに迷惑をかけたり、自分がすごく困ってしまうよりはずっといい。