かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

1月21日 妹のほうがまぶしさに弱くて、私のほうがまぶしさに弱い

 「妹のほうが単なる明るさのまぶしさに弱くて、私のほうがコントラストの違いによるまぶしさに弱いんじゃないか」

と、今日思った。

 

 

さて。

母と妹は、日本人には珍しいくらい、私よりずっと明るい茶色の瞳をしています。

そして虹彩の色が薄い人の特性として、ふたりとも明るさに弱いです。

私や父が直接見れる(目には良くないようですが)ような夕焼けも妹はまぶしいと言うし、母は晴れた昼間の屋外では普通に目を開けていられないそうです。実際、外で撮った家族写真を見るとすっぱそうに目を細めているものばかり。

そんなわけで、私は、自分はまぶしさに強いものと思っていました。 

 

それが最近になって、耳だけでなく、目の過敏も少しあるのではないかと指摘されまして。

なんで友人たちは私が周囲の音に困っているとき察してくれるんだろう?やっぱり彼らにもうるさいから?と思っていたけれど、私はそういうときに目を細めていることが多いのだそうです。

 

言われてみればたしかにそのとおり。

「うー!うるさい!」と思うときは、たいがい音だけじゃなくて景色に対してもそう感じるのです。

 

わかりやすい例は、夜の新宿駅前。

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ノイズキャンセルイヤホンで音楽を流して、耳を塞いで、鼻歌を歌って、なんとか周囲のガーガーをごまかしても、目から「うるさい」ってなります。

大学の最寄り駅もなかなかにでかい駅なので、パチンコ屋や飲食店の看板がぎんぎん痛い。

しょうがないから、下を向いて、道路を見て歩きます。

なので、よくぶつかる。あと、信号無視しちゃう。

 

 

あと、風景のなかのライトだけじゃなく、電子機器の光源にも弱いみたいです。

テレビは、「標準」モードの明るさ設定だとまぶしいです。

バラエティー番組などのスタジオのセット(クイズ!ヘキサゴンとか、VS嵐とか)はカラフルすぎて、ちょっと上目遣いをするようなかんじで見るしかなかった思い出。

で、勝手に設定を「映画」モード(ちょっとセピア色っぽくなる)とか、いちばん暗くしては、父上に「勝手に設定変えるな!見えん!変えたら戻せ!」って怒られたり。

家族で使うパソコンの画面は、いちばん明るさ設定をいちばん「暗」にしてもまぶしくて、いつもぐっと奥側にディスプレイを傾けて使っていました。妹と一緒に動画を見ていたりすると、「なんで倒しちゃうの、見にくい!」って戻されて、よくケンカになってたな。

 

 

「まぶしさ」って、結局なんなのかよくわからん。