かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

12月7日 困るときメモ

今日、専門の先生に相談する機会がありました。

あいかわらず、気が進まなかったけれど。
yukanakappa.hatenadiary.jp
だいじょうぶだよ、聞いてもらうだけ聞いてもらいにいこう、って優しく背中を押してくれる友人に手を引かれ、支援室の先生と話をしました。

普段、病院にかかるときは、症状やら経過を簡単にメモにまとめてから行く私です。じゃないと、何から話せばいいのかわからなくなって、むだにお医者さんの時間をとっちゃうので。

けれど今回は、「まとまらなくていいから。箇条書きでまとめることで、こぼれ落ちちゃうこともあるかもしれないし」とアドバイスをされ、あえて何も準備をせずに行くことになりました。

結論から言えば、その方法はあまり私には合っていなかったようです。
思っていたことがぜんぶは上手く伝わらないまま、終わってしまいました。
なんとなく燃え残しがあるというか、途中までしか話を聞いてもらっていないような気分。

ただ、今回の先生が、さらに専門的な先生へのアポをとってくださいました。
今度は、事前に困っていることをまとめておこうと思います。


耳の過敏に関わっていそうこと
  • 電車のなか(とくにトンネル)にいるとき、交通量の多い道路の横を歩いているときは、低い音で頭の骨をごりごり削られているみたい。何かほかのことに集中していれば平気。
  • グループごとのディスカッションの授業は、意見を考えることよりも、話している人の口もとをじっと見つめて、ごちゃまぜの音の中からどの声なのかを選んで拾うことにエネルギーをもっていかれる。
  • 大学の学食でのお昼、飲み会も、同じようなかんじでよりつらい。人の話し声に加えて、グラスが置かれる音、遠くの笑い声、洗い物の音とか、他の音の種類がぐっと増えるから。ぜんぶごちゃまぜの波みたい。小学校中学校ときも、なんで他のみんなはお互いの言ってることがぜんぶ聞き取れるんだろうって不思議に思ってた。
  • 騒がしい大きな駅の中やショッピングモールで、何も考えずに静かなほうへ静かなほうへ歩いていて、気づくと知らない場所に来ている。ということが中学時代から稀にある。※
  • 大教室での授業前の休み時間の喧騒が大変。最近は授業時間ぎりぎりに行ったり、耳栓をしたりしている。※
  • すごくすごく眠くても、お風呂の水をためる音、走るトラックの音、隣の部屋からのくぐもった低い声がすると、怖くて眠れない。※

困る度は、体調や時期などによって大きく変わります。例えば、大学1年の頃は、電車の音は苦手だったけれど、今ほど気にならなかったように思います。
昨年春から夏にかけてと、今年の夏からは音の聞こえ方がとくにひどいです。※マークのついている項目は、そういうとくに耳が敏感な時期だけ起こることです。


貧血にも関わっていそうこと
  • 今年7月くらいから、たびたび過呼吸を起こすようになった。酸欠気味の場所で泣きすぎたときが最初、脳貧血で駅で倒れたときが二回目、そのあとは毎回ではないが周りの音や人の多さによるパニックと一緒に出てくる。
  • 11月くらいから、まれに胸に何かがのっているように息が吸いづらくて、眠れないことがある。これは周りのうるささとは関係なく起こる。*
  • ときどき、激しい運動(2分間の組手の試合など)の最中・直後、胸が絞られるように痛くなり、急に眠くなって体の力が抜けることがある。痛みがとれるまで横になっていると、1時間弱で元に戻る。*

*については、今呼吸器科・循環器科のある内科で検査して結果待ち。



また出てきたら書き足します。



既に何度か書いていることですが、困っているときに、困っているという自覚がもてるようになったのは、ごくごく最近のことです。

その最近もちはじめた視点で昔の出来事を振り返るので、もしかしたら正確でないことも多いのかもしれません。なんだか事後法を適用しているような、後出しじゃんけんのような。


例えば、小さいころから買い物に行くのがが嫌で嫌でした。
親からも「そういえば、あの頃からうるさいところに出かけるのは嫌がってたよね」と言われるけれど、もしかしたら覚えていないだけで、ほんとうは単に面倒くさかっただけなのかもしれない。

中高の剣道の大会では、何かに集中していないと竹刀や踏み込みの音が大きくて、頭がぼんやりしてきてしまいました。
でもそれも、実際の原因は試合前の緊張や体育館の酸欠で、音というのは後から記憶が脚色されているのかもしれない。

まあ、いいや。
とりあえず書いておくだけ書いておきます。