1月9日 特性のせいにしたいな
どうにもこうにも、グループワークが難しいです。
今回もまた、やってしまった。
「その方法は、さすがに効率が悪すぎると思います」
と言ったのが、どうにも相手を怒らせてしまったみたいです。
いつも、そうなのです。
私としては、淡々と客観的な事実を述べているだけなのです。自分の意見のときだって、いたって冷静に伝えているつもりなのです。
だけどなぜだか、相手はいらだったり、泣き出したりしてしまう。
仲が良い子からでさえ、「かっぱちゃん、なんだか仕事のことになると怖い」と言われてしまう。
ケンカを吹っかけているつもりは一切ないのです。
相手を負かせてやろうとか、自分の意見だけ通そうとか、そんなつもりもないのです。
相手の考えていることも聞きたいし、そちらの方が優れた考えだなと思ったらぜんぜんそれについていくし。
なのに、どうして?
どうして、相手に嫌な思いをさせちゃうんだろう。
どうして、ほんとうにほんとうに相手が我慢できなくなって怒りだしたり泣き出したりするまで、私は気づけないんだろう。
ぜんぶ、特性のせいにしたい。
私が「同じグループの嫌なヤツ」なのは、私のせいじゃないって思えたらな。
どうしてもそう思ってしまって、去年3月に受けたAQテストの結果を引っ張り出してみました。
「検査結果からは、ASD傾向は示されていない。
ただ、社会的スキルでは、他者との共同作業の苦手さ、社交的な場面での緊張のしやすさ、他者の考えや感情の推測の弱さ、などの特徴に該当している」
ほらね、って心のどこかで声がします。
やっぱり、苦手なんだよ、しょうがないんだよ。
ケンカしたくてしてるわけじゃないんでしょう、じゃあもうどうしょもないよ。
私、悪くないよ。
別の声もします。
でも、それでいいのかなあ。
そりゃ、少しでも良くしようとはがんばるけどさ。
苦手だからしょうがないって割りきってしまって、なんだかずるくない?
もうね、わからないのです。
私に相手を傷つける意図は全くなくて、特性の苦手さが原因であることは事実。
でも、理由はともかくとして、私のことばで嫌な思いをしたり、かなしい気持ちになっている人たちがいることも事実。
じゃあ、どうしたらいいのでしょう。
わからなくて、困っています。