かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

1月9日 タケノコ先生と母の電話

学生支援室のタケノコ先生が、直接私の母と電話をして、私が困っていることや支援について説明してくださることになりました。

その内容のメモ

 

タケノコ先生からの電話の内容を報告するメールのざっくりまとめ

事前に確認したとおり、以下の内容を話した

  • 音や光が刺激になって生活に困難が生じることが多々ある
  • 上記に関して、実家では何とか切り抜けているが学校ではどうしようもない時がある(つまり家族には見せられていない側面がある)
  • 自動車教習が多大な負担となっているということを話した

今だいぶ頑張ってクリアしている場面も多い、かっぱさんは東京で頑張りたいから相談しながら解決していきたいと考えている」ということを強調した。

 

お母さんから

  • さいころから角にぶつかるなどしておっちょこちょいだなと感じてはいたものの、そんなに苦労をしているところも見かけないのでなかなか実感が持ちにくい
  • 家で見られない様子も学校で見せていると思うので、情報共有ができて少し安心です

 

自動車教習について

お母さんとしては(おそらくお父さんとも一致している)医者から自動車免許を取ることが難しいかもしれないとの判断が下れば納得できるとのこと。

お母さんもかっぱさんの将来を考えて取っておいてほしいという考えを持っている。 

 

 

夜、母と電話をしました。

来週の水曜日に、発達検査を受けることになったということも伝えました。

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本人はいたってまじめなのだけど、毎日が大喜利な母上。

 


母の反応と今後の課題についてタケノコ先生に伝えるメール

母が2つ先生に聞きそびれたことがあるようです。
「①聴覚過敏などについて調べる検査ということは、音などへの耐性を調べるということですか?負荷が大きすぎないか心配です。
②発達検査を受ける際に付き添いは必要ですか?祖母に東京まで行ってもらおうかと考えています」
 
私からとりあえずのところは、
①「詳しくは大森先生に聞いてみるけれど、受けるのはたぶんWAISという検査で授業でその内容を習った限り口頭での質問だったり、模様探しだったり、きつくない課題だから大丈夫だと思う」
②「付き添いはたぶん必要ない。もし必要な場合でも、支援室でまた相談するからおばあちゃんに来てもらわなくて大丈夫」
と返答をしましたが、タケノコ先生にもお伺いしたいです。
 
あと、母が1点納得いかないのが、発達検査の結果を待っていては
自動車学校に間に合わないではないか、というところだそうです。
 
それについて、
「結果うんぬんというより、今通って運転をすることに私がすごく困っている。
ペーパードライバーでもいいから就職のために免許を取るべきというのもわかるけど、信号の見分けが苦手だったり音でパニックを起こしかけたり、そもそも私は運転すべきじゃないと思う」
ということを話したのですが、うまく伝えられませんでした。
 
母は
「地元の道は静かなところが多いし、だいたい自転車に乗れるんだから、かっぱもできるはず。
 信号の見分けなどについては、自動車学校の先生が対策を教えてくれるはずだし、慣れるはずでしょう」
と主張していて…
話し合いをしていて息がしんどくなってきてしまったので、そこまでで電話を切ってしまいました。
 
長い時間をかけて、ということはわかるのですが、今後もどんなふうに母に説明をしたり、両親と話し合いを進めていけばいいのか、そもそもわかってもらえるのだろうか、と自信がありません。
 
自分の特性や困っていることの上手な伝え方について、また相談させていただきたいです。
 

 

 

支援室では、タケノコ先生と協力して、私の特性をよく知る友人のしーちゃんも、私のことを助けてくれます。

日常生活のなかでも相談に乗ってくれたり、パニックなりかけの私を落ち着かせてくれたり、いろいろな記録をとってくれていたり、ほんとうに頭が上がらないのです。 

一連の流れを聞いたしーちゃんの話ざっくりメモ

思ったこと。

ひとつは、タケノコ先生が(私も)、直接お父さんやお母さんと話し合いすることができるよ、ということ。

 

もうひとつは、完全にわかってもらうてことがなかなか難しくても、家族にどうしてほしいのかを喜屋武先生と協力して、きちんと要請することはできるよ、ってこと。

「よくわからないけど、こうしたらいいんだね」ってかっぱちゃんのご両親が行動してくれたら、まずは前進だとは思うから。

 

その行動を促すための頼っていい人は、ちゃんとかっぱちゃんの周りにいるよ、ってこと。

 

なかなか擦りあわない、親との考え方の差。特性への理解。

話し手も話しても伝わらなくて、うまく伝えられなくて、いつも悲しい気持ちになってしまいます。

 

「ゆっくりゆっくり時間をかけて」

「長い目で見て」

と、しーちゃんも、タケノコ先生も言います。

私も、そのとおりだなと思います。

 

でも同時に、

長い時間って、どれくらいなんだろう?どれだけ先になるんだろう?それまでに私はすっかり疲弊して、諦めちゃうんじゃないかな、とか。

それだけ時間をかけたところで、ほんとに父や母の理解は得られるのかな、とか。

もし最終的に得られたのだとしても、自動車学校なり進路なり、いろんなことを親と決めなきゃいけない場面がたくさん出てくるなかで、そこに間に合わないんじゃ意味ないのにな、とか。

とか、思ってしまうんです。不安なのか不満なのか、よくわからないけど。