かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

6月26日 料理の工夫

料理が大の苦手です。

ひとり暮らしなのに、スパゲッティーを除けばほとんど自炊をしません。昼も夜も学食で済ませることが多いです。

 

どうしてこんなに料理をしたくないのか、理由を考えてみました。

・包丁を使うのが下手

・順序どおりに手順を進めていくのも下手(できないのに同時並行作業をしないと落ち着かないから、結局あれもしなきゃこれもしなきゃでバタバタしっぱなし)

・「少々」「火が通るまで」などの料理的な感覚が身についていない

・煮込み時間など待つのが苦手で全く別のことをし始めてしまって焦がす

・肉や魚に触るのが嫌い

・生魚や生野菜の匂いが苦手

などなど。

 

でも、さすがに料理が全くできないというのも不便だし、毎回嫌な思いをするのにもうんざりです。

対策を考えました。

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レシピの隣に、細かい「やること順リスト」を作っておいてみました。

料理をしたことがない小学生が家庭科の実習で作業するときのイメージ。とにかく手順を細かく書きます。ほかの家事をやるときの「やること順リスト」を作るときと同じです。

今どこまでいったのかがわかるように、ひとつ工程が進むごとにマグネットを進めていきます。

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実際に使ってみたら、やっぱり便利でした。

「次なに準備しなきゃいけないんだっけ?いま何をしてるんだっけ?」が少なくなって、頭の中がとってもとっても楽です。少しは要領もよくなってるのかな。

 

ほんとは、洗い物をするタイミングや、手を洗うタイミングまで先に決めておきたいなとも思いました。ホワイトボードにはそこまでスペースがないから、最初からA4の紙とかに書けばいいのかもしれません。

洗い物したり、ゴミをまとめたり、手を洗ったり、そういう細かい作業っていつすればいいのかわからないです。それで、いつもあちこち泡だらけになっちゃったり、無駄に何度も何度も手を洗っちゃったりします。そのへんも練習なんでしょうか。

 

料理をし終わった後の疲労感も桁違い。「おいしかったな、けどもういいや」ではなくて、「おいしかったな、また作りたいな」って思えました。進歩です。

とっても良い方法を見つけられてよかったです。今後もまちがいなく重宝します。

 

 

目標。

この方法に慣れていって、今年度中には一人で何品か作れるようになりたいと思います。いずれは、毎回やることリストを作らなくても料理できるメニューがいくつかできればいいな。