かっぱちゃんの耳

感覚過敏やらADHDの診断をもらった大学生が、特別支援学級の先生になりました。

1月16日 国立なんとかセンターへの受診:家族への説明パワポ①

ついに、紹介状を持って、大学外の専門機関を受診することになりました。

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発達検査だと聞いていましたが、今日やったのは検査前の聞き取りや診察。ぜんぶで2時間ちょっとかかりました。

あまり発達障害へのなじみがなく、まだ「あなたが障害なんてもってるわけないでしょう?」な家族に説明するために、パワーポイントでスライドを作りました。

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いい機会だから、保健管理センターや障がい学生支援室、そのサポーターの人たちに最近助けてもらっていることも話すことにしました。今更だけど。

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↓一般的な発達障害を表した図ではなく、あくまで私はASDとADHDの傾向が強くて、LDはほとんどないよ、という図です。

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先述した通り、私の家族はまだあまり、発達障害うんぬんとか、困り感うんぬんとか、そういった言葉に聞きなれていません。

教育学部や医学部などの分野に興味があって勉強している人でもない限り、まだまだ世間でも正しい知識が浸透していないのは仕方がないことなのだと思います。言葉だけ知られていることは多いみたいだけど…。

ということで、ここから3枚ほど、自閉症スペクトラム障害や「スペクトラム」という語の概念、そもそも「発達障害」という診断についてなどを説明するスライドが続きます。

ただ、ネット上で見つけた分かりやすい図を貼ったので、無断転載になっちゃうと困るなと思ってブログには載せないことにしました。

 

そのあとはまた、私の特性についての話に戻ります。

お医者さんが今日話してくださったことに、これまでの大学の保健管理センター・支援室の先生からの話もふまえて少しだけまとめました。

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お母さん。

「障害」と名前がつくものの特性だからって、良くないことばっかりじゃないんだよ。

さいころ、お母さんやおばあちゃんが、「それはかっぱの才能だね」って誉めてくれたみたいに、今でも私はみんなよりも、アイデアがぽんぽん湧き出てくる。

「すごい!どうやったらそんな発想できるの!思いつきもしなかった!」って、友達にも先生にも誉められるんだ。自分のいちばんの長所だと思ってるんだよ。

 

よくぶつかるよくこける、体育でも部活でも準備体操の動きは「なんの踊りですか?」、ひとりだけバランスが取れなくて「チャップリンみたい」。

でも、恥ずかしいって思うことほとんどないよ。

一生懸命やってるだけで友達たちが「かっぱちゃん、おもしろすぎ、だいすき」「だから準備体操が楽しみなの」って笑ってくれるし、「かっぱちゃんが来ると道場みんな笑顔になるね」って先輩や師範が話しかけてきてくれる。そういうとき、すごくうれしい!

運動してるだけでみんなを楽しくさせられるなんて、なんか私ちょっとお得じゃない?

 

お母さん。

だからね、悲しそうな顔しないでほしいんだ。

お母さんが「かっぱの素敵なところだね」って言ってきてくれたことが、「それは、発達障害による特性です」って変わるわけじゃないんだよ。そのまんま。私の良いところは良いところのまんまなんだよ。

 

 

 

そういうことが伝わったらいいなあって、思います。